みなさんこんにちは!
突然ですが運動をやっている方(特に学生さん)で、腰が痛いという方いませんか?
それもしかしたら腰椎分離症かもしれません。
もしかしたら。という話です。
腰が痛かったら全部が全部そうであるとは限らないので、まずは病院にいきましょ。
今回は、僕が実際に腰椎分離症に至った経緯や痛みの改善方法など皆さんとシェアしていきたいと思います。
腰椎分離症 とは
腰椎分離症は、脊椎が切れることによって発生する腰の疾患です。
スポーツ障害以外での腰椎分離症は、老化による骨の弱化が原因となって起こるものです。ス
ポーツ障害としての腰椎分離症では、オーバーユースによる疲労骨折が原因となって発症しています。
疲労骨折は、特定の骨に負荷が繰り返しかかることによって起こる骨折の一種で運動後のクールダウンが不十分であると発症しやすくなります。スポーツ障害としての腰椎分離症は、小学校低学年から高学年までの年代に集中して起こっています。場合によっては中学・高校に上がっても患っていることがあります。
僕自身中学時代はサッカー部に所属しておりました。
当時は毎日ボールを蹴っていたこともあり、腰椎分離症を患ってしまいしました。僕の場合は第5腰椎分離症でした。
症状
背骨は、上半身の重さと着地した時の地面からの衝撃を分散させるため、S字状の構造をしています。
しかし、腰椎分離症を発症しているとこの脊椎の機能が充分に働かなくなるため常に腰痛と背中の痛みが起こりやすくなります。
また、場合によっては脊椎が切れた部位から上半身構えに滑り出す「腰椎すべり症」に発展してしまいます。
腰椎分離症または腰椎すべり症を起こしていると、神経を圧迫して下半身の痺れや運動障害に繋がる恐れがあります。
上体を反らす動作が難しくなります。
治療・予防
スポーツ障害としての腰椎分離症は、完治させるためには長期の休息が必要です。
完治させることは非常に難しいです。
というのも、発症する時期が運動盛りの若い中高生に多いため、実際のところは、部活で大事な大会があったり、そもそも体を動かせない苦痛に耐えられず、体を動かしてしまうなんてこともあると思います。なかなか練習を休むことも難しいです。
手術という選択肢もありますが、手術を受けた後結局のところ、長期の休息を要することになります。
僕は完治という道をあきらめ、部活をとりました。現役の時腰痛を抱えて、どのように部活に打ち込んでいたかというとスポーツ専門の整形外科の先生のもとで自分の腰の形に合わせたコルセットを作ってもらいました。部活の際は、コルセットを装着して運動していました。結果として痛みは大幅に改善されました。また、コルセットに合わせ体幹トレーニング、柔軟体操を行うことによってさらに痛みの緩和につながりました。
体幹トレーニングメニュー
・プランク 30秒×3セット
https://www.youtube.com/watch?v=UgkU2S8VUX4&ab_channel=MELOS
・サイドプランク 30秒×3セット 左右
https://www.youtube.com/watch?v=Oagrw5hxkdU&ab_channel=OTOKOMAE%2F%E7%94%B7%E5%89%8D%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
・ヒップリフト 20回×3セット
https://www.youtube.com/watch?v=FdEmJ3wPC_Y&ab_channel=MELOS
以上のメニューを運動前に行っていました。
これらの動画を参考にしていました。
※くれぐれも痛みの出ない範囲で試してみてください。
発症してからその後
結局今も骨は完治しておりません。
ですが、運動部を引退した後も体感トレーニングを継続することによって、痛みは出ていません。
しっかり体幹トレーニングをしていればジョギングぐらいの運動であればコルセットを装着しなくても痛くなりません。
ただし、重いものを持つときや激しい運動をする際は、コルセットを装着しています。今のところは、生活に支障が出ていません。
もしかしたら今後腰痛が悪化することもあるかもしれませんが、その時のことはその時考えればいいやと楽観的に考えている次第です(笑)
いずれにせよ僕はあの時治療に専念するという道ではなく部活をとったことを後悔していません。
僕はこの選択をとりましたが、読んでくださった皆さんも今後のことをよく考慮しつつ、治療か運動かを選択していただければと思います。
僕から言いたいことは一つだけ。
痛みが出たら我慢せずにすぐに病院にいきましょう。
監督に怒られるかも。とか考えるのは分かります。
でも、僕のように怪我に一生付き合っていくのはどうですか?
絶対に我慢せずに。
最後まで読んでいただきありがとうございました。