ビジネスをはじめ、売り上げを上げるためには必ず「集客」というものは絡んできます。しかし、集客に関して「どうしたらいいのか分からない人」が多いと思っている方は多いのではないでしょうか?
もちろん集客の方法は数多く存在します。数多く存在する集客法の中でも、ネットを使っての集客は、費用や手間といった様々な労力を省いてくれます。
集客自体は難しいと思っている方もいるとは思いますが、決してそんなことはありません。集客は難しいと感じている人は、ぜひ本記事を読んで「難しい」というイメージを払拭してください。
本記事を読んでほしい人
・ビジネスを始めたが集客の仕方が分からない
・集客を深めたい
・売り上げを伸ばしたい
・効率よく集客力を上げたい
まず集客を成功させるには
集客を成功させるには、適当に人を集めるだけではいけません。自身の商品を買ってくれそうな顧客を集客しなければいけないのです。
難しく考えない
「適当に人集め!!」という考えでは、人が集まりにくいのは事実ですが、そこで難しく考えてもダメなんです。
集客といっても結論は 「人を集める」
人は、興味がある・関心がある情報や事柄によってきます。さらには、「自分の理想が叶えられる」と思ったモノに食いつきます。
この記事を読んでくださっている、あなた自身もそうだと思います。本記事を例にとると、「集客の仕方が分からない人」や「集客の本質を理解し収益をプラスにしたい」といった集客に関して興味を持った人が読んでくださっていますよね。(おそらくそうでしょう(笑))
難しく考えて、どうしようと思っていても先には進めません。根本的に人を集めるには、人の興味・関心を刺激するという点を押さえ、役に立つ情報を発信し続けましょう。
認知を拡大させよう
集客をしようと思ったら、まずは知ってもらうことが必要になってきます。どんなに良質な商品やサービスがあったとしても、存在を知らなければ購入に結びつきません。
まずは自身の商品を知ってもらうことから始めましょう。
AISASという購買行動モデルがあるのですが、AISASモデルは、ネットが当たり前になっている時代に合わせて提供されたモデルです。(広告会社電通が提唱されたモデル)
参考
A:認知・注意(Attention)
B:興味関心(Interest)
S:検索(Search)
A:行動(Action)
S:共有(Share)
AISASモデルを見てもわかるように、購買行動が始まる要因は、認知・注意にあります。また、一連の購買行動モデルを見てみると、全てネットで完結できるようになっていますね。
さらには共有といった拡散要素もネットには含まれているんです。
ただ、認知を拡大する際には、単に「認知させる」意識だけではなく、商品の強みだったり、自身の商品が必要だと思ってもらえるターゲットに向けて届けるということを忘れないようにしましょう。
ポイント
・認知だけではなくそこから集客・購買までにつなげる意識
・認知させる顧客を明確に
認知を拡大させるためには、SNSを使った認知拡大はお勧めです。SNSを駆使し、認知➡集客を意識して販売につなげましょう。
集客する層を明確に
前項でも少し触れましたが、集客する顧客層は明確に設定しておきましょう。明確に設定しておくことで、人が集まりやすくなります。
僕たちのブログではかなり頻繁に出てきていると思いますが、ここでも「ペルソナ設定」が重要になってきます。
ペルソナ設定をしておく利点といたしましては、
ポイント
・濃い顧客が集まりやすい
・リピーターになってくれやすい
・興味や関心がある人だけ集まってくれる
万人に認知され、そこから興味関心を引くことは、なかなか難しいことです。
集客が難しいと思っている人は、「多くの人を集客したい」と思っているのではないでしょうか。
それよりも、あなたの商品やサービスに好意をもって頂いた方に提供するといった考え方ならば、難しい事ではありません。
興味をもって頂いたならば、自然とあなたの商品やサービスに集まってくるはずです。
万人に受けを狙わずに、自身で設定した顧客像に向けて集客をしていきましょう。そうすることで集客がしやすく、後にリピーターになってくれるファンも作りやすくなります。
市場調査の重要性
集客するにあたって、市場調査はしっかりしていきましょう。需要がない市場で集客しようとしても、人は集まりません。
市場調査をするときには、
ポイント
・誰をターゲットにするのか
・顧客は存在するのか
この二つを押さえておいてください。
例えば化粧品関連商品を売っていきたいのならば、「きれいになりたい」「若くいたい」などの需要が集まる市場で集客しなければいけないですよね。
中には、あえて需要が少ない場所で集客する人はいますが、かなりのリスクがあります。しっかりと「人がいる場所」「需要がある場所」で集客していきましょう。
重要なPDCAサイクル
集客を行う時は、PDCAサイクルを意識しながら行ってください。
PDCAサイクルとは何か??
メモ
PDCAサイクル
P・plan(計画)
D・do(実行)
C・check(評価)
A・Action(改善)
PDCAサイクルとは
ココがポイント
計画➡実行➡評価➡改善
集客に限ることではないですが、このサイクルにあてはめつつ集客を行ってください。集客は時にうまくいかないときもあります。
顧客は時代と共に、好む傾向は変わって行きます。もしかすると、利用していた顧客が離れていってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、常に最新の情報を取り入れながら、計画➡実行➡評価➡改善というサイクルを繰り返し行わなければならないのです。
集客した顧客情報と世の中の傾向を照らし合わせ改善し、より良くできることはないか日々アップデートしていくことが必要です。
実際の集客方法
では実際にどのように集客していくのが良いのでしょうか。
集客方法に関しましては、
参考
・チラシ配布
・DM営業
・無料セミナー
・イベントを開く
・広告会社に依頼
上記に書いた方法以外にも多くの集客方法があります。
しかし、ネット時代と言われてる現代で、効率よく集客していくには、やはりSNSを主軸にした集客方法をマスターしておいて損はありません。
SNSを駆使した集客のメリット
SNSを駆使した集客はメリットが多くあります。
ポイント
・誰でもできる
・費用が安い(無料でもできる)
・拡散力がある
・顧客を探しやすい
・ファンが作りやすい
誰でもできる
まず、SNSは誰でも出来るところが強みです。この年齢だから出来ないということや、資格がないと始められないといったことがありません。誰でも気軽にSNSを通して集客をすることが可能なのです。
Twitterやインスタグラムなどアプリをダウンロードし顧客の興味や関心を引く投稿をしましょう。SNSを上手く使い集客力を高めていければ、自分に興味を持った顧客はたくさん集まってきます。
費用が安い
実際に広告を売って集客しようとすると、かなり費用がかかる場合があります。しかし、SNSは宣伝効果もあり、尚且つ無料です。(中には費用がかかるモノもあります)
無料で集客をできることは、メリットしかなく、この浮いた費用を他の費用にあてることも可能です。
特に起業したての方やフリーランスの人なんかは、費用を押さえるために、SNSを通じて集客し、扱っている商品や自身のことを知ってもらいましょう。
拡散力がある
SNSは爆発的な拡散力があります。中でもツイッターはリツイート機能というものがあり、拡散能力が他のSNSツールよりもずば抜けています。
手軽に自身の商品情報や自身のことを拡散できるのは、SNSならではの特権だと思いますし、SNSをやっている人は数多くいるので、SNSを軸にして集客し拡散(バズり)を狙っていきましょう。
顧客を探しやすい
SNSでの集客は、顧客を探しやすいといった利点があります。
ではなぜなぜ探しやすいのか、
ポイント
・情報発信の主流になっている
・情報を掴む手段もSNSが多い
情報を発信・収集する手段としてやはりSNSを駆使するのが現代。SNS場では、自分の扱うジャンルのキーワードを検索すると、案外同じジャンルに興味を持った方が存在したりします。
本来では見つけることが出来なかった顧客がSNSを使うことで、簡単に見つけることが可能なんです。
ファンを作りやすい
SNSでの集客は、ファンが作りやすいといった点もメリットです。
基本SNSでは気軽に投稿に対して「イイね」やメッセージをおくることが可能です。そこから、うまく集客し、顧客との仲が深まれば、関係は良好になり、商品の購買につながります。
購買につながった後でも、積極的に顧客とコミュニケーンをとり続けることによって、ファン化につなげることもできるんです。
ポイント
ファン化がうまくいくと
・最購買率が上がる
・信頼度が上がる
・商品に対しての期待感が高まる
顧客のファン化は様々な面から相乗効果を促し、非常に大切な要素になってくるので、ぜひ目指してください。
また、SNSにもオープンな部分と、クローズドな部分が存在します。
クローズドな部分において、(SNS上のDMや公式ラインなど)密接に顧客に寄り添い、問題解決を後押しすることで、顧客のファン度を上げていくことが可能です。
具体的なSNSでの集客
では実際にどのようにSNSを駆使して集客を行っていくのでしょうか。
それぞれのSNSを駆使する
SNSといっても、ツイッター・Instagram・YouTube・フェイスブックなど様々なツールがあります。
参考
主な顧客への訴求の仕方
ツイッター 文字での訴求(120文字以内)
Instagram 写真での訴求
YouTube 動画での訴求
ツイッターは文章で顧客に訴求しますし、Instagramは写真、YouTubeは動画など様々な用途別の使い方ができるので、組み合わせたり、合ったSNSを駆使して集客を行って行きましょう。
まずは顧客を見つける
SNSでは、アカウントを検索する所があります。そこで、自身(自社)に興味がありそうなアカウントを探します。
YouTubeなどの動画コンテンツは、ターゲットに設定した顧客に向けて、動画を作成し続けなければなりませんが、ツイッターやインスタグラムで、動画コンテンツのURLを張ったり、違った方向からも動画コンテンツへの誘導は可能です。
また、SNS上では、似たような同ジャンルのアカウントも存在する可能性が大いにあります。中には先駆者(同ジャンルのインフルエンサー)がいたりします。
ポイント
顧客を見つけるポイント
・自身(自社)に関連するキーワードを入れる
・同ジャンルアカウントから探る
・同ジャンルアカウントに良いねをしたアカウントを探る
こうしたポイントを押さえておくことで、自身(自社)に興味を持ってくれそうな顧客を漏れなく、集客することができます。
アプローチしてみる
興味を持ってくれそうなアカウントを見つけたら、積極的にアプローチをしてみましょう。
フォローすると、相手側に初めの「認知」がいきます。ここで相手は、プロフィールや投稿など様々な面を見て、自分に必要かあるかどうかを判断します。
フォローをしてこちらからアクションをすることで、まずは知って頂く必要があります。もちろん、興味を持ってくれた方はフォローをしてくれたり、商品の申し込みがあったりするでしょう。
いかに、自分の商品が必要と思っている人を見つけられるかが、キーポイントになります。
積極的な情報発信
フォローと同時に、情報発信を積極的に行うようにしてください。
もし、興味をもってくれた方が、自身(自社)のアカウントに訪れたときに、「投稿がない」「投稿内容が薄い」といった状況だと、顧客は離れていってしまいます。
こういったチャンスを逃さないように、積極的に情報発信をしていき、顧客にとってためになる情報や魅力を感じる情報を提示していきましょう。
SNSを用いた成功例
SNSを通じて成功された企業や個人の方を少し紹介していきます。
東急ハンズ
まずは東急ハンズさん。
東急ハンズさんは、日用品から、豊富なジャンルを兼ね備えている企業です。
東急ハンズネットストア【公式ネット通販】 (hands.net)
なんといって魅力はその商品力にあります。僕たち自身もよく東急ハンズさんに買い物に行くのですが、欲しいものが大抵見つかってしまうのです(笑)
東急ハンズさんは、ツイッターもやられているのですが、その運用方法がとても面白いんです。
まずは、ツイートが見ている人に寄り添っていて、親近感がわいてきます。そして何より、お客様とツイッター場で楽しい会話が繰り広げられているのです。
このように、お客様に親密に寄り添うことが出来れば、信頼も構築することができます。
多くの企業さんはじめ、フリーランスの方もぜひ参考にして欲しい一つのSNS運用方法です。
Daiso(大創株式会社)
続いて紹介するのは、Daisoさんの公式Instagram。「Daiso!」と耳にしますと知っている人は多いかと思います。
ほぼ100円で低価格であらゆるものが手に入る、主婦さんも始め、あらゆる世代に人気がある小売店。
Instagramは主に写真を使っての訴求です。その中でも、Daisoさんの投稿は、写真の中に彩が多いんです。
写真に簡潔で分かりやすい説明文を入れたり、インパクトのある文字の装飾などで見ている顧客を楽しませてくれます。
例えば、デュアルチップマーカーの投稿。
写真に分かりやすい説明を入れてくれることで、こちら側は、より使った時のことを想像できます。
Instagramでの集客する際は、写真だけではなく写真に一工夫することによって、集客力を高める投稿が出来上がります。
有名企業だけじゃない!?
上記で紹介2つは有名企業ですが、個人でのフリーランスの方やまだまだこれからの企業も、同じような方法をとって行くことで認知の拡大がされ、上手く集客ができるようになります。
しかし、今では、個人がインフルエンサーになって、集客し販売していくことが当たり前になっています。中でも、動画コンテンツでは、有名YouTuberとして、インフルエンス力をつけて、アパレルなどを展開している方もいます。は、自身のアパレルを作り、自身で販売しています。
また、個人として知名度や人気が上がれば、いろんなビジネスモデルも構築することができます。
個人としても自分が明確にやりたいこと・してみたいことさえあれば、SNSを使い、集客して商品を作って売り上げを伸ばすことは可能なことなので、どんどんチャレンジしていきましょう。
まとめ
本記事では集客の本質に加えSNSを使った実用的な集客方法をお話ししました。「集客は難しい!」といった感覚を本記事を読んで少しでも解消していただけたら幸いです。
SNSを駆使し、しっかりと設定したターゲットに認知してもらい圧倒的な集客して、売り上げが上がるようにしていきましょう。